航空自衛隊

T-4中等練習機

T-4 中等練習機

川崎重工製の国産中等練習機。T-33Aの後継として1985年に初飛行、1988年より運用されている。機体は中翼・後退翼をもったタンデム複座機で単座は存在しない。炭素系複合材など、当時の先端技術を採用するとともに価格を抑えられるよう設計されている。エンジンは国産ターボファンエンジンのF3-IHI-30の双発でIHIが製造する。練習機という特性から、素直な操作性と抜群の安定性があり亜音速での高速訓練も可能なように工夫されているが、武装は一切ない。一時、軽攻撃機として使用できるように改修する案がでたが、見送られた。
この機体は曲技飛行チーム「ブルーインパルス」でも採用されており、一部改修された特別仕様機が存在する。



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