海上自衛隊

むらさめ型

はるな型護衛艦

1974年から就役しているヘリコプター搭載護衛艦。基準排水量は4,700t、後の改修で「はるな」4,950t「ひえい」5,050tに増加している。対潜ヘリ空母構想の代替として建造され、ヘリを3機搭載し対潜作戦の中核を担う世界でも極めて珍しい艦。
機関は2同衝動式でパラレル型タービン2基とD型ボイラ2基。ヘリコプターの運用を重視するため、フィン式減揺装置(スタビライザー)がついている。建造時の武装5インチ砲ととアスロック発射機はは艦前部に装備され、後部に広い甲板と格納庫を持つ。

1987年・89年にFRAM(特別改修工事)を受け、戦術情報処理装置やデータリンクシステムを搭載、新たにCIWSと短SAMシースパローの兵装を装備した。
2007年に発生した発展型の「DDH-143しらね」の火災事故の修理のため、退役予定だった「はるな」の指揮通信系統の部品が移植され、退役。2011年3月には「ひえい」も退役した。


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