海上自衛隊

あたご型

あたご型護衛艦

2007年から就役しているミサイル護衛艦。基準排水量は7,700tとこんごう型より拡大されている。イージスシステムを搭載し艦隊防空を担う他、弾道ミサイル防衛任務も担う予定。
機関は2軸4基のCOGAG方式で、GE社LM2500が4基の構成でIHIがライセンス生産。
船体はこんごう型よりもステルス性を考慮され、マストや煙突形状が変わっているほか、後部に1機分のヘリコプター格納庫を設けてある。
イージスシステムはベースライン7.1J。

レーダーはSPY-1D多機能パッシブフェーズドアレイレーダーと、OPS-28E対水上レーダー、OPS-20B航海レーダーの構成で、対潜ソナーは艦首のSQS-53Cと戦術曳航ソナーのOQR-2D-1、電子戦装備としてNOLQ-2B統合電子戦装置とMk36SRBOCチャフフレア発射機を装備している。
兵装は、Mk45 62口径5インチ単装砲1門、高性能20mm機関砲2基、Mk41VLS 96セルにSM-2/VLASROC SUM、SSM-1Bの4連装発射筒が2基、HOS-302 3連装短魚雷発射管が2基。


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